HIITトレーニングを始めて5ヶ月経過
2020年1月26日にHIITトレーニングを始めて5ヶ月になります。
HIITトレーニングを始めた動機は右脚の膝とハムストリングの怪我が原因でジョグ・ランがまともにできなくなり、体重が段々と維持できなくなってきたのに加え、2019-2020の年末年始の暴食で爆発的に増えた体重をジョグ・ランが楽にできるようになるまで減らしたかったからです。
「世界一効率がいい 最高の運動 HIIT」という本を参考にしてHIITトレーニングに取り組んできました。
やり始めた頃は、体重が重いせいもありボテボテな動きで直ぐに息が上がってしまい、まともにできるような状態ではなかったです。
体重が減らない、いや、ほとんど変わらない……
効果については当然、個人差があるので本書には、はっきりと“いつ頃から効果が顕れる”などというようなことは書かれてはいないのに、頑張れば1ヶ月もすれば体重が減ってくるだろう、と勝手に思っておりました。
が、そうは問屋が卸すはずもなく、もう一度本書をよく読み直すと、“HIITトレーニングは脂肪を筋肉に変えるのでほとんど体重は変わらない”というようなことが書かれていました。自分の勝手な思い込みと、最初に本書をよく読んでいなかった自分が悪いのですが、これには非常にショックを受けました。(笑)
HIITトレーニングを始めて5ヶ月が経とうとしていますが、本当に体重は変わっておりません。一応HIITトレーニングを始める前に体重を計量したところ、87kgありました。
やり始めた頃はこまめに入浴前に計量していました。
が、そのうちによく減っても-1kgで86kg位にしかならず、もうこまめに計量する気も失せて、現在はせいぜい1週間に1回計る程度です。
そして現在も体重は86~87kgのままです。
体重を減らそうとするならば、食事制限を行うのも有効だとは思ったのですが、食事制限は一切していません。食事制限すると逆にフラストレーションが溜まりそうなので、食事制限を一切行わずにHIITトレーニングをやろう、と決めていました。
実際、体重は変わらないのですが、食事制限もしないでHIITトレーニングだけで体重が維持できているということは、逆にHIITトレーニングの効果が実証できていると思います。
筋肉・筋力が付き、体重は変わらなくても動きが良くなる
HIITトレーニングを始めて一番の効果を実感できたのは、心肺機能が上がったことです。
体重が増えたせいで、階段の上り下りやちょっとした坂道でも息切れがしていましたが、HIITトレーニングを始めて4週間ほどしてから、階段を上り下りしても息切れがしていないことに気付き、楽になったことが実感できました。
それで、HIITトレーニングの効果が少しですが実感できて、体重が変わらないショックで凹んだ気持ちも持ち直し、HIITトレーニングを今日まで続けることができています。
HIITトレーニングを始めて5ヶ月になる現在、体重は変わっていませんが、HIITトレーニングを始めた頃のぷっくりとしたお腹は、結構締まってきました。
割れた腹筋(シックスパック)になるには、まだ程遠いですが……。
また、体重はほとんど変わっていないのですが、HIITトレーニングで筋肉・筋力が付いたお蔭か、始めたころのボテボテの動きとは違って、心肺機能の向上と相まって身体の動きはかなりスムーズになりましたね。
結果、残念ながらHIITトレーニングで短期間の身体改造は無理!?
私のHIITトレーニングを行うことによって身体改造をする目標は、3ヶ月程で体重が減ってお腹が引っ込んで、完全でなくとも少しでも割れた腹筋が見えてくれば良し、としていました。
が、身体の個人差や食事制限なども含めたHIITトレーニングのやり方にもよると思いますが、残念ながら私にはHIITトレーニングだけで短期間の身体改造は無理でした。
しかし、現在はHIITトレーニングを行ったお蔭で筋肉・筋力が付き、お腹も割と締まって身体の動きがスムーズになり、とりあえずジョギングができるまでに復調しましたので、ジョギングを始めています。
このままHIITトレーニングも続けながらジョギングも行い、ジョギングから私のランニング基準としている、5分30秒台/kmまでに走れるようになれば、身体が順応して自然と体重も減って来て割れた腹筋が現われてくるのではないかと、期待しています。(笑)
HIITトレーニングで色々と勉強になりました
HIITトレーニングを行うことによって短期間で体重が減って、腹筋が割れた身体になる、と理想として勝手に思い込んでいた私ですが、HIITトレーニングでは体重が変わらない事がはっきりしたことで、お金を掛けず食事制限なしでいかに体重を減らす(ダイエットする)のかをネットで模索しました。
結果、諸説がありますがジョギングなどの有酸素運動を行っても体重を減らす効果はあまりないという説が目につきました。
これまた、今まで有酸素運動で体重が減ると信じて疑っていなかった私にとっては “目から鱗”的な記事でしたが、確かに体重を減らすには筋肉を付けるのが良い、という情報には説得力があるように思います。
本書「世界一効率がいい 最高の運動 HIIT」にも筋肉を付けることによって基礎代謝が上がり、運動後の脂肪(カロリー)を燃やす(アフターバーン)の時間の持続が期待できる、というようなことが記載されていますし、ネットでも他にこのような情報が結構ありました。
実際、私も約15年前程からダイエットするためにジョギングを始めましたが、最初の5年ほどは全く体重が減りませんでした。それから普通にジョギングすることに慣れて余裕も出て来てから、上半身の筋トレも行い、走る距離を伸ばし坂道を積極的に走るようにしたところ、大腿四頭筋やふくらはぎに筋肉(ヒラメ筋)が付いたお蔭なのか、この頃から体重が減りだしたような記憶があります。
ただし、これにも諸説があり、体重を減らす(痩せる)には有酸素運動が必要である説と有酸素運動は不必要である説があるようで、正直どちらが正しいとか、有効であるとかは身体の個人差や性質もあるだろうし、何とも言えません。
ダイエットやジョギング、ランニングのトレーニング方法のどれ一つ取っても、ネット上には多くの情報が錯綜しており、中にはちゃんとしたエビデンス(証拠)のある情報もありますが、どの情報が正しいとか正しくない、という判定を下すことは非常に難しく、実際戸惑うことが多いと思います。
プロや一流のアスリートの方達には、専属のトレーナーがいるからいいのですが、私たち一般人は自分がトレーナーとして、自分に合ったトレーニングを考えたり判断をして行かなければなりません。
その分大変ですが、きっと自分のためになると信じて地道にトレーニングをして行くしかないですね。
そこで、私個人としては効果があるのか分かりませんが、鉄アレイやダンベル、ゴムチューブを利用した上半身の筋トレを、HIITトレーニング、ジョギングに加えてトレーニングを実施して行きたいと思います。
HIITトレーニングの強い味方
話しはガラリと変わりますが、少し前までHIITトレーニングを行う際の時間の計測は、アナログの目覚まし時計で計測しておりました。
ランニングウォッチでは小さすぎて、腕にはめても床に置いてもトレーニング中に経過時間が分かりにくいため、目覚まし時計で代用していました。
が、目覚まし時計の方が大きいと言えども、光の加減によっては秒針が見にくいこともあり、スッキリとした計測方法ではありませんでした。
そこでタブレットでトレーニング用の時間計測のアプリを検索してみました。
いやー、結構あるものなんですね。何故こう言ったアプリの存在を早く思いつかなかったのが不思議です。IT時代の現在でも元はアナログ人間だったからでしょうか?(笑)
私がインストールして利用しているトレーニング用の時間計測のアプリはその名もズバリ、「Tabata Timer」です。デフォルトで、準備10秒 → 運動20秒と休憩10秒 × 8回(最後の10秒の休憩はなし)の4分がセットされています。もちろん詳細設定にて各時間の変更や回数の変更も可能です。そしてデフォルトの他にトレーニング名を付けて別種目を設定して保存することも可能です。因みに私は体幹トレーニングの「プランク」を設定してHIITトレーニングと体幹トレーニングを行っています。
また、トレーニングの種類を表すアイコンもたくさんありますのでお好みのアイコンが選べます。
私の場合はタブレットなのでスマホよりは画面が大きく、見やすく良好です。
大きなポイントは時間計測がカウントダウン式なので、苦しくなって来ても”残り後、○秒!”と頑張れることです。
休憩後に運動をスタートする際に、”GO!”の文字が表示されタイミング良くスタートできますし、”GO!”の文字を見て俄然やる気も出てきます、というかやらざるを得ないのですが……。(笑)
もちろん、記録も残せます、というか残ります。カレンダー表記式でトレーニングを実行した日に、実行したトレーニングのアイコンが表示され、タップすれば実施した内容が表示されます。例えばHIITトレーニングを実施した後に体幹トレーニングを実施した場合は、カレンダーのその日には後から実施した体幹トレーニングのアイコンのみが表示されますが、タップすればHIITトレーニングと体幹トレーニングの2つの記録内容が表示されます。
他のアプリは試していませんが、シンプルで非常に大変良くできているアプリだと思います。他にも機能があるようで、私はトレーニング中は余裕がないので試していませんが、音楽も流せる機能もあるようです。
個人的な好みはありますが、このアプリは多少なりとも楽しめてお奨めです。
何度も思うのですが、本当に何故もっと早く思いつかなかったのだろうと後悔しています。もっと早くに取り入れていたらHIITトレーニングの効果も絶大だったかも知れません。(笑)
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