ランニングが原因のなかなか治らない膝痛にインドメタシンのゲル剤を塗ってみたら……。

ランニングを始めた理由

私は15年ほど前よりランニングを始めました。
正確にはジョギングからですが……。
始めたきっかけは、運動不足と過食による体重の増加です。
結婚して子供ができて家族サービス、さらに仕事も忙しく ストレス性過食症にもなり徐々に体重が増え、気が付いたら173cmの身長に対して体重が90Kgにもなっていました。

お腹がつかえて脚を組むこともままならず、スーツのズボンのウェストを直したり、お気に入りのジーンズやチノパンを穿くのを泣く泣くあきらめ、健康診断でもコレストロールや中性脂肪も増加し、健康管理指導を受ける 羽目にまでなりました。
そこで一念発起してジョギングを始め、体重が結婚前までの72㎏とはいかないものの、多少変動はありましたが、食事制限なしで75~77Kgまで 体重を落とすことができました。
そして身が軽くなり、体力と体重維持のためジョギングを続け、ついにはハーフ・フルマラソンへの出場を目指し、ランニングするまでに至りました。

ランニングができなくなってしまった

ところが2年ほど前にうつ病となってしまい、ランニングなどできる状態では なくなってしまいました。
たまに気分が晴れているときにジョギングする程度で、それも月に2~3回あるかないかです。
休日を含めて週に4~5回はランニングしていたときの生活習慣が様変わりしてしまい、体力低下と運動不足により体重の増加となってしまいました。
体重計には怖くて(笑)乗っていませんが、勘では82㎏ぐらいまでには増えていたと思います。
※うつ病になった経緯は別の機会に発信します。

まずはジョギングからトレーニング再開

現在はうつ病になった原因の会社を辞め、全く違う職種の会社に就職し、うつ病の状態も良くなり始めた昨年の5月から休日も含めて週に4~5回ジョギングを始めました。
体重が増加して体力も落ちた体にとって最初の頃はきつかったのですが、汗を流すことでストレス発散となり、うつ病の状態にとっては良い経過でした。
しかし、体重がなかなか落ちません。
相変わらず体重計に乗るのが怖く(笑)、正確な体重は分からず、お腹の周りの状態やズボンを穿いたときのウェストのきつさでの判断ですが……。

※体重計に乗るのが怖いのは、増えた体重量によってジョギングやランニングを行うモチベーションが下がるのがイヤだったからです。

トレーニングの強度を上げたら……

ジョギングを始めてそこそこ体力が戻って来た7月中旬に、「体重を減らすためにもっと負荷をかけたトレーニングをしてみよう 」 、と思い立ちジョギングの後にインターバルトレーニングとして毎回200mほどの坂道でダッシュを5本ほど行いました。
ガーン! ところが体重があまり減っていないのに無理したせいか、右膝を痛めてしまいました。(泣)
それでも早く体重を減らしてランニングができるまでになろうと痛いのを我慢して無理してジョギングをしていたところ、
ガーン! 今度は10月初旬に右脚の太ももの裏(ハムストリング)を痛めてしまいました。

整体接骨院へ駆け込みそして通院

ジョギングはもちろん歩くだけで膝よりもハムストリングの方が痛く、慌てて整体接骨院に駆け込みました。
診断はハムストリングは肉離れで、膝の痛みを庇って変なフォームになった影響で肉離れを起こしたのではないか、とのことでした。
膝の痛みは、原因ははっきりと分からないが膝の皿と関節に異常はなく、膝の内側の筋を痛めているようでした。
また、右脚の状態が良くないので腰にも影響が出て腰痛もあり、もう踏んだり蹴ったりの状態でした。
焦りは禁物ですね。膝の痛みをしっかり治してからジョギングを始めれば良かったと後悔しました。
結局その整体接骨院に11月末頃までほぼ一日おきに約20日通院し、マッサージ、電気治療と吸い玉の施術をしてもらいました。

ジョギング再開、しかし……

ハムストリングの肉離れがすっかり良くなり、膝の痛みが遠のいたら「芝とか柔らかいところならば軽くジョギングをしてもいいですよ」、との許可を先生からいただいたので12月初めからジョギングを開始しました。
ところが3回ほどジョギングをしたら膝の痛みがまた出始めてしまいました。
妻からは「整形外科に通院したほうがいいんじゃない?」と言われましたが、時間も医療費も掛かるので正直もう整体接骨院や整形外科に通院するのも面倒になってしまいました。

自己治療

膝の痛みが最初に出たときからいろいろな外用消炎鎮痛剤や湿布を試しましたがどれも効果がなかったので、どうしようかと悩んでいたところ突然、高校時代に使用したことのある「インドメタシン」を思い出しました。
実は中学、高校時代は陸上競技の投てき(主に砲丸投げ)をやっており、肘や腰を痛めたときに、インドメタシンの外用消炎鎮痛剤を利用し割と早く治っていた記憶があります。
そこで早速ドラッグストアでそのドラッグストアのプライベートブランドのインドメタシンのゲル剤を購入し、痛みのあるところに塗ったところ、2日目から痛みが段々と少なくなって行くのが分かりました。

※CMを流しているような有名薬品メーカーのインドメタシンのゲル剤は値段が高くて量も少なめです。それに比べてプライベートブランドや無名薬品メーカーのインドメタシンは値段が安くて量も多めなのでお得だと思います。
薬の成分表を比べて見ても100g中のインドメタシンの含有量はほぼ同じでした。
他に効果のある成分が含まれている違いがあるかも知れませんが……。

インドメタシンを塗布したら

現在は多少痛みを感じるものの膝を動かしたりしてもあまり気にならなくなり、以前は正座もできないほどだったのに現在は楽々できるようになりました。
もっと早く思い出せば良かったのですが、ようやく約半年間に及ぶ膝の痛みから解放されそうです。
捻挫や腰痛は無理せずにしばらく放っておけば自然と良くなりましたが、今回の膝の痛みには手を焼きました。
また痛みが出るのが怖いのですが、この年末年始で体重が更に増加したので無理をしない程度に1月6日からジョギングを再開しています。
これでまた痛みが出るようなら自己治療はもう諦めて整形外科に通院するしかないかな?
また経過を日記の形で発信して行きます。

最後に

この度はトレーニングしてケガをしたら無理をしないで病院へ行くなり早目の処置をすることが大切だと身に染みました。膝が痛くなった時点で早目に処置していればもしかしたら1ヶ月程度で治っていたかもしれないのに無理してハムストリングの肉離れまで起こしてしまって、実に良くなるまで半年も掛かってしまいました。
これからは焦って無理すると取り返しのつかないことになるかもしれないので、「急がば回れ 」を肝に銘じてトレーニングしていきたいと思います。

※当ブログの掲載内容は私の経験談であり、この内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

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